自然薯

自然薯は、カリウム・鉄分などのミネラル成分、ビタミン、食物繊維、消火酵素、コリン、アルギニンなどの多くの有効成分を含んでおり、栄養価が高い食品です。また、最近の実験により、自然薯を食すと体内の免疫細胞のT細胞、B細胞、リンパ球が増えることが明らかとなりました。これらは、ウイルスや細菌、アレルギー源となるカビや花粉など、免疫細胞がこれらを発見して撃退してくれるため、私たちの健康を保つ一助となります。
古くは高級食材でしたが、栽培技術が発達し、当社の契約農家でも良質の自然薯を安定して一定量栽培出来るようになり、リーズナブルな価格で皆様にご提供しています。
ご予約期間 例年11月上旬~12月上旬
出荷時期 例年12月1日~12月下旬
自然薯の豆知識
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自然薯は縄文時代から食されており、古くは栽培が行えず天然ものを掘り出す必要があったため、太く良品な自然薯を探し出すことはとても難しいことでした。そのため、階級や貧富の差がはっきり分かれた平安時代になると貴族階級の人々が食す高級食材になり、一般庶民には馴染みのない食材だったと考えられています。平安時代を舞台にした芥川龍之介の「芋粥」でも芋粥を飽きるほど食べたいという夢を持つ下級貴族が登場しています。江戸時代になり、宿場や街道で「とろろ飯」を名物として提供されるようになり、庶民にも広がりました。
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効能があるといわれるものには、
- ・ネバネバのもとのムチンは、アンチエイジングに効果
- ・コリン、サポニン、アルギニンといった特殊な成分は、内臓の機能を高め精を促進
- ・疲労回復、虚弱体質の改善、病中病後の栄養補給に効果
- ・食物繊維やビタミンB群は豊富で、便秘の予防および改善や肝臓・脾臓の働きを助ける役割
おいしい召し上がり方
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自然薯は姿形と一緒で、食べ方も十人十色です。
お好きなように召し上がって頂くのが一番ですがしかし、自然薯料理の真骨頂である「とろろ汁」がやはりおすすめです。
皮には山の幸・自然の恵み・風味が たくさん含まれています。剥かずにいただくのが極上とろろ汁の醍醐味です。 皮付きの場合は、自然薯のヒゲのコンロ等の火にかざしてひげ根を焼きます。そのあとタワシ等で皮が残る位に軽く洗って水気をとります。くれぐれも皮は?かないで下さい。あとは、「皮ごと」おろし金で摺りおろした後、すり鉢で丹念に練ります。 練ればねるほど粘りとコクがでます。あとはお好みのだし汁で3倍から5倍に伸ばします。
その他:とろろご飯
サラダ
短冊のり巻き
擦りおろしとろろ蕎麦
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